
ラテアートの白い模様が沈むときは、注ぐ高さだけでなくミルクの質感も確認します。最初にコーヒーとなじませる注ぎ方と、表面へ白を広げる注ぎ方は役割が違います。まず丸い白い面を出す練習から始めましょう。
泡と液が一緒に流れる質感を作る
表面に硬い泡だけがたまり、下に液が残ったミルクでは、注ぎ始めと終わりで流れが変わります。スチーム後はピッチャーを回し、細かな泡と液が一緒に動く状態へ整えます。
粗い泡だらけ、または泡がほとんどない場合は、注ぎ方だけで補おうとしません。まずスチーミングを見直し、仕上げたミルクを長く置いて分離させないようにします。
混ぜるときと白を出すときで高さを変える
最初は少し高い位置から細く注ぎ、ミルクをエスプレッソへなじませます。この段階で白が沈むのは、必ずしも失敗ではありません。描きたい段階になったらカップを傾け、注ぎ口を液面へ近づけます。
低い位置から中心へ注ぐと、白い部分を表面へ広げやすくなります。注ぎ口を液へ突っ込まず、流量を急に増やして飛び散らせないようにしてください。
満杯になる前に、白い丸が出る位置を探す
最初から複雑な葉模様を描こうとせず、低い位置で白い丸を出すことに絞ります。カップが満杯に近いと高さや傾きを変える余裕がないため、早めに描く位置へ移ります。
毎回同じカップと量で試し、白が出始めた高さとタイミングを比べます。白が沈むなら注ぎ口の距離、塊で落ちるならミルクの粗い泡を重点的に見直すと、次の練習が具体的になります。

