
ティーポットで茶葉が塊のままなら、長く蒸らす前に茶こしの中を見ます。乾いた葉が収まっても、湯を吸って広がる場所が足りないことがあります。茶葉が十分に湯へ浸かり、開く余裕があるかを確かめましょう。
乾いたときのかさだけで茶こしを選ばない
茶葉は湯を吸うと大きくなります。小さな茶こしへ何杯分も詰めると、外側だけが濡れ、内側の葉がほどけにくい状態になることがあります。入れた直後と抽出後の広がりを見比べてください。
同じ茶葉量のまま、余裕のある茶こしや適したポットで試すと、空間の影響を確かめられます。無理に葉を押し込んで蓋を閉めないようにします。
湯が茶葉へ十分届いているかを見る
大きなポットで一杯だけ作ると、浅い茶こしの底まで湯が届かない場合があります。規定の湯量を入れたときに、葉全体が浸かる深さになるか確認します。
湯を増やすなら茶葉量も飲みたい濃さに合わせる必要があります。一人分を作るときは、少量でも葉が浸かる器具を使うか、対応した方法で葉をポットへ直接入れて、注ぐときにこします。
葉の動きだけで成功・失敗を決めない
ポットの中で葉が上下に動く様子だけが、おいしさの条件ではありません。葉の大きさや細かさでも見え方が変わります。無理にかき回して踊らせず、表示どおりの量と時間で味を確認します。
抽出後にぎゅっと固まった葉が残る、中心が濡れていない、味が安定しないなら、空間と浸かり方を再確認します。味がよく出ているなら、動きが少ないことだけを直す必要はありません。

