
バターを後から加えるパンでは、先に小麦粉と水分を混ぜ、生地のつながりを作ってから油脂をなじませます。特にバターの多い配合で使われる方法ですが、どのパンも必ず後入れにするわけではありません。
生地の骨格を作る工程を先に進める
小麦粉と水分をこねていくと、生地に弾力とつながりが生まれます。バターの多い生地では、油脂を混ぜる前にその発達を進めることで、その後の混合を扱いやすくする製法があります。後入れは、油脂を省くための工程ではありません。
どこまでこねてから加えるかは配合で違います。表面がまとまった段階なのか、十分な生地の発達を求めるのか、レシピの状態説明を確認します。時間だけを共通の基準にしないようにします。
バターの硬さと加える量をそろえる
指定された硬さのバターを用意し、少しずつ加える指示なら、その都度なじませてから次を加えます。硬すぎる大きな塊を無理に練り込むと生地を傷めやすく、溶けた状態では扱いが変わります。
混ぜ始めに生地がばらけたように見えても、すぐ失敗と決めず、配合の手順に沿ってなじませます。ただし摩擦で温まり、油っぽく分離するようなら、長くこね続ける前に生地温度とバターの状態を確認します。
最初から混ぜるレシピを勝手に変更しない
バター量が少ないパンや、機械でこねる専用配合には、初めから材料を合わせるものもあります。後入れだけが正しい方法というわけではなく、混ぜ方と配合が組み合わさって工程が決まります。
先入れのレシピで問題がないなら、別のパンの手順を移す必要はありません。後入れを指定された配合では、投入前後の生地の変化を記録すると、どの段階で扱いにくくなったかを次回確認できます。
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参考:King Arthur Baking:ブリオッシュの生地とバターの混合 / King Arthur Baking:ブリオッシュの製法。

