
大根が二股になる岐根は、主根の先端が傷み、別の根が太ることで起こります。石だけが原因とは限りませんが、種まき前に土の塊や未熟な有機物を確認し、根が伸びる土を整えることが基本です。
根が伸びる深さまで土を確認する
土の表面が細かくても、その下に硬い層や大きな塊が残っている場合があります。育てる品種の根の長さに合わせて耕し、石や大きな残根を取り除きます。湿りすぎた土を無理に練り返すのは避けましょう。
長い品種を浅い容器へ植えるなど、根が伸びる空間が不足する条件も見直します。地面の深い場所を掘るときは埋設物にも注意し、無理な深掘りではなく容器や品種の選択も考えます。
未熟な堆肥や肥料の塊を残さない
タキイ種苗の岐根の解説では、未熟な有機質資材などで主根の生長点が障害を受けることを挙げています。堆肥は十分に熟したものを使い、種をまく直前に未熟な残さを埋め込まないようにします。
肥料も表示量と施用方法を守り、一か所に濃い塊が残らないように準備します。前作の作業時点から土を整えておけば、種まき日に急いで大量の資材を混ぜる必要を減らせます。
同じ畝で続く場合は害虫も調べる
岐根には、タネバエや線虫などによる根の障害も関係します。土を細かくしたのに繰り返す場合は、収穫した根の傷やこぶ、発生する場所を記録して栽培相談につなげます。形だけで原因を一つに決めないでください。
育ってから二股の片方を切り、一本へ戻そうとする必要はありません。収穫時の記録を、次の播種前の土づくり、輪作、品種選びへ生かします。芽が出た後に根を持ち上げて土を入れ替える方法も避けましょう。
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参考:タキイ種苗・ダイコンの岐根 / タキイ種苗・根の生育と土の条件。

