
折り紙の終盤で重なりが硬くなり、先端を折れないときは、紙の厚さと作品に対する大きさを確認します。力で押し切る前に、指定の紙サイズや材質を見直しましょう。紙には厚みがあるので、小さく複雑な作品ほど重なりの影響を受けます。
作品の指定サイズを出発点にする
図面や作者の案内に推奨サイズがあれば、それを基準にします。同じ紙で小さくすると、紙厚は変わらないのに細部だけが小さくなるため、最後の折りが難しくなることがあります。
練習では同じ種類の紙を一回り大きくし、同じ所で詰まるか比べます。単に紙を薄くするより、折る位置が見やすくなり、どの層を動かすのかも確認しやすくなります。
薄さだけでなく強さと折り直しやすさを見る
薄い紙は重なりを抑えやすい一方、繰り返し折ると破れたり、形を保ちにくかったりします。厚い装飾紙をそのまま複雑な作品に使わず、まず一般的な折り紙用紙で手順を確かめます。
紙の重さを示す坪量は選ぶ参考になりますが、同じ数値でも厚みや硬さは同じとは限りません。端を数回折って、重なりの反発や割れやすさを試すと扱いを想像できます。
紙の問題と手順の取り違えを分ける
本来一枚だけ折る所で複数の層を折っていないか、袋の開く向きが逆でないかを確認します。薄い紙へ替えても、層の取り違えは解消しません。図の表裏と枚数を戻って見ます。
折れない所を爪や硬い物で無理に押しつぶすと、破れや強い傷につながります。最初から完成サイズを小さくし過ぎず、手順を理解した後に紙の種類と大きさを調整します。

