
三脚に固定したときの手ぶれ補正は、全機種で一律に決めず、カメラとレンズの説明書に合わせます。切るよう指定する機種もあれば、条件に応じて補正を使える機種もあります。まず使用中の組み合わせと撮影方法を確認しましょう。
本体とレンズ両方の説明を読む
本体内補正とレンズ内補正では、設定場所や連携方法が異なります。機種名とレンズ名を確認し、説明書の三脚、手ブレ補正、VR、ISなどの項目を探します。一般的な経験談より、その組み合わせの指示を優先します。
ソニーの案内には三脚使用時に誤補正を避けるため切るよう示した例があります。一方、ニコンの解説では補正で三脚ブレを軽減する場合にも触れています。別機種の設定をそのまま移さないことが要点です。
固定状態と撮影条件をそろえる
三脚に載せても風や床の振動があると、完全に静止しているとは限りません。説明書が指定するモードや制限を確認し、揺れる原因を先に減らします。補正の有無だけで不安定な設置を補おうとしないでください。
比較するなら、同じ静止物・焦点距離・速度で撮り、設定を一つずつ変えます。シャッターボタンを押す動きが混ざらないよう、対応するセルフタイマーやリモート操作も使えます。
拡大して確かめ、手持ちへ戻す前に見直す
画像全体の輪郭を拡大し、補正の設定と写りを照らします。人物や草木だけが流れている場合は被写体の動きであり、手ぶれ補正を変えるだけでは止められません。
三脚撮影後に手持ちへ切り替える際は、補正を切ったままにしていないか確認します。必要な設定を撮影メモへ残すと、次回も自分の機材に合う状態へ戻しやすくなります。

