
室内写真に明暗のしまが入るときは、照明の細かな点滅とシャッターの動作が関係するフリッカーを疑います。目で見て照明が一定に光っていても、写真には帯が出る場合があります。まず撮影画像にも記録されているかを確認します。
表示だけの模様か、記録された帯かを分ける
カメラ画面のゼブラ表示は明るさを知らせる補助表示で、通常は写真そのもののしまではありません。撮影画像を再生し、必要なら別の画面でも見て、実際に帯が記録されているか確かめます。
蛍光灯や一部のLED照明は短い周期で明るさが変化します。画面の場所によって露光する時刻がずれると、明るい時と暗い時が帯として写ることがあります。全てのLEDが同じ周期とは限りません。
シャッター方式と対応機能を確認する
電子シャッターで目立つ場合は、使える機種ならメカニカルシャッターへ切り替えて比較します。ただし方式を変えれば全て消えるとは限らず、光源と撮影速度によっては残ります。静音が必要な場所では撮影条件も考え直します。
フリッカーレス撮影には、点滅の影響が小さい時刻を選ぶ方式や、シャッター速度を細かく調整する方式があります。対応する点滅周波数や利用条件は機種で異なるため、名前が似た機能を同じものと思わず説明書を確認します。
その照明の下で速度を変えて試す
被写体が動かないなら、シャッター速度を変えて帯が減る設定を探します。遅くすると点滅の影響が平均化される場合がありますが、今度は手ブレや被写体ブレに注意が必要です。特定の速度だけで必ず直るとは言い切れません。
複数の照明が混在すると対策が難しくなることもあります。可能なら問題の照明を使わない場所へ移り、試し撮りを拡大して確認します。肉眼やライブビューだけで成功を判断せず、記録画像を基準にしましょう。

