
結球レタスが丸くならないときは、まず玉になる品種かを確かめ、外葉が十分育っているか、結球に向く季節かを見ます。外から葉を縛ることや、肥料を急に増やすことを先に行っても、原因の解決にはつながりません。
玉になる種類と生育段階を確かめる
リーフレタスのように、もともと丸い玉を作らない種類もあります。苗札や種袋で結球するタイプか確認します。結球レタスでも、植えた直後から中心だけが丸くなるわけではありません。
玉を育てる前には、外葉が大きく広がる段階があります。外葉の数と大きさ、新葉の伸び方を見てください。外葉を邪魔だと思って次々に取ると、結球を支える葉を減らしてしまいます。
暑さだけでなく低温前の生育も見る
高温や乾燥で生育が停滞すると、結球が遅れることがあります。一方、冬どりでは種まきや定植が遅れ、寒くなる前に十分な株にならなかった場合にも不結球が起こります。季節によって見直す点は違います。
過湿による根傷みや極端な乾燥も生育を妨げます。葉が小さいから一律に追肥するのではなく、土の湿り、排水、苗の根付き、これまでの施肥を確認しましょう。肥料の効きすぎも不結球の原因になり得ます。
今できる管理と次作の変更を決める
新葉が育っている株は、極端な乾湿の変化を避け、品種の栽培案内に合う環境で経過を見ます。葉を無理に寄せて縛ったり、結球しない中心へ肥料を直接入れたりする必要はありません。
中心の茎が高く伸びて花へ向かっている場合は、単に玉になるのが遅い状態と分けます。次作は地域別のまき時と品種を合わせ、外葉を育てる期間を確保することから計画し直します。

