
畝の高さは、畑の水はけと育てる作物から決めます。高くすれば必ず育ちやすくなるわけではありません。雨の後の水の残り方を確認し、畝と通路を一緒に設計しましょう。
水が残る畑か、乾きやすい畑かを見る
雨の後に長く水が残る場所や、耕せる土の層が浅い場所では、高畝が選択肢になります。根が育つ位置を周囲より高くすることで、過湿を避ける工夫です。タキイ種苗も、水はけの悪い畑などで高畝を案内しています。
水はけがよく、深く耕せる畑なら、低い畝や平畝で栽培できる場合があります。乾きやすい場所でむやみに高くすると、水分管理の負担が増えることもあるため、周囲の畑の高さだけをまねないようにします。
作物と後の土寄せを考えて形を決める
栽培する野菜の根の張り方、株間、条数を確認して、畝の幅を決めます。畝の中央まで無理なく手が届き、栽培中に土の上を踏まずに作業できる幅を意識しましょう。
生育途中で土寄せする作物では、最初から完成時と同じ高さにするとは限りません。種苗会社などの作物別の栽培案内で、植え付け時と後の作業を確認してから土を盛ります。
通路に集まる水の行き先も確保する
畝だけを高くしても、通路に水がたまり続ければ周りの土が過湿になります。低い場所や水の集まる方向を見て、通路から適切に排水できる配置を考えます。畑の外へ無断で水を流す方法は避けてください。
畝の天面は植え付けや水やりがしやすいように整え、側面が崩れない形にします。高さの数値を一つに固定するより、降雨後に水が残る位置を記録し、次の作付けで形を調整すると判断しやすくなります。
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参考:タキイ種苗・畝づくり / JA全農長野・畝の高さと土の条件。

