
囲碁の整地は、終局後の地を数えやすい形へ整理する作業です。ここでは日本ルールの考え方で、地とアゲハマを処理してから比較する流れを説明します。盤上の石そのものを地として数えるわけではありません。
終局と死に石を双方で確認する
打つ場所がなくなったと思っても、すぐ石を動かして数え始めません。終局の確認を行い、必要な手入れやダメの処理をしたうえで、死に石について双方で確認します。生き死にが食い違う石を片方だけで取り除かないようにします。
双方が合意した死に石は取り上げ、対局中に取った石と合わせて扱います。初めての整地では、動かす前の盤面を残しておくと、どこまでが地だったかを振り返りやすくなります。判断が一致しない場合はルールに沿って解決してから進めます。
アゲハマを埋め、地の数を保って形を整える
取った相手の石を相手の地へ入れると、その分だけ相手の地が減ります。その後、双方で確認しながら境界の石などを動かし、空点を長方形など数えやすい形にまとめます。整形の前後で地の数が変わらないことが条件です。
『空いているから地』とは限りません。どちらの地でもないダメを加えたり、石を置いてある交点まで数えたりしないようにします。数えやすくなった区画ごとに、縦と横の交点数から空点を数え、端数を足します。
コミを加え、同じ減点を二度行わない
アゲハマを地へ埋める方法で処理したなら、その石の数をさらに相手の得点から引かないようにします。別の記録方法と途中で混ぜると、同じ石を二重に差し引いてしまいます。
例として、アゲハマ処理後の黒の地が32目、白が28目、コミが白6目半なら、白は34目半となり白の2目半勝ちです。コミの有無や大きさは対局前の取り決めに従います。中国ルールなど盤上の石も含める数え方へ、そのままこの手順を当てはめないでください。
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参考:日本棋院:終局と地の数え方 / 日本棋院:整地の練習。

