
かぎ針編みの編み図は、まず作り目と編み始めの印を探し、段番号に沿って追います。記号だけを左上から文章のように読むものではありません。往復編みか輪編みかを確認すると、進む方向を整理できます。
記号表と作り目を先に確認する
図案の凡例で、鎖、細編み、長編み、引き抜きなどの記号を確認します。似た記号でも作品独自の説明が付く場合があるため、一般的な記号表だけで判断しません。使用糸、針、出来上がり寸法も併せて読みます。
次に鎖の列や輪の中心など、作り目に当たる場所を探します。作り目と第一段を別に数えるかも説明で確認します。図の形を眺めるだけでなく、最初に何を何目作るかを短い言葉に置き換えると始めやすくなります。
段番号と矢印で進行方向をたどる
右利きの往復編みの図では、段ごとに左右の読み進める方向が変わるものが一般的です。実際に布を返す動作と、図の段番号が置かれた側を対応させます。矢印や個別の指示がある場合はそちらを優先します。
輪編みは中心から外へ段を追い、立ち上がりと段末の引き抜きの位置を探します。閉じずに続ける編み方なら、その指定を確認します。図が円形でも、途中から往復へ変わる作品があるため、段ごとの説明を読み飛ばさないでください。
一段の目数と繰り返し範囲を照合する
同じ根元から複数の記号が出ているなら、同じ目へ複数を編み入れる場合があります。複数の頭がまとまる記号は減らし目などを表すため、根元と頭の両方を見ます。必ず凡例の説明と照合してください。
繰り返しの括弧や回数を確認し、一段が終わったら指定目数と比べます。立ち上がりを目数へ含めるかは編み方によります。図案の現在の段へ印を付け、次に読む位置を記録すると中断後も戻りやすくなります。

