
表編みのはずなのに目が交差して見える場合は、針へ掛かった輪の向きと、針を入れる側を確認します。目の左右の足が並ぶ通常の表目と、足が交差するねじり目を見比べると判断しやすくなります。意図した模様のねじり目とは区別しましょう。
輪の足が交差しているかを見る
編み地を軽く広げ、V字の下で左右の足が交差していないか確認します。糸のよりや毛羽で見えにくい場合は、淡色の滑らかな糸で小さく試します。すべての段か、一段おきか、直した目だけかも記録します。
一部だけねじれる場合は、落とした目を逆向きに戻した可能性があります。毎段続く場合は、針を入れる位置や糸の掛け方の組み合わせを点検します。力の強さだけを変えても、輪の向きが違えば交差は残ります。
説明している編み方と針の入り方をそろえる
一般的な掛かり方では、表目を向こう側の足へ編み入れるとねじり目になることがあります。手元の輪がどちら向きに掛かっているかを見ずに、『いつも奥へ入れる』と覚えないようにします。基礎の図と同じ向きで比較してください。
編み方によって糸を掛ける方向や輪の向きが異なるため、一つの動作だけを別の方法へ入れ替えると混乱しやすくなります。初心者は使っている説明の持ち方・糸掛け・針の入れ方を一組で確かめると整理できます。
逆向きに戻した目は編む前に向きを整える
針へ戻した一目の向きが隣と違うなら、落とさないよう別の針で支え、正しい向きへ掛け直してから編みます。すでに下の段でねじれた目は、次の段を逆に編めば必ず消えるわけではありません。必要な場所まで戻して直します。
修正後は数段の試料を編み、通常の目が続くか確認します。意図したねじりゴム編みなどの図案では、その交差がデザインです。すべてをほどく前に、編み図の指定と実際の目を照合しましょう。

