ワクちゃん雑学

小学生の自由研究は実験をどう選ぶ?比べる条件と記録の決め方

トレー上の水入りコップと紙、結晶の容器、ノートと保護眼鏡を並べたイラスト

自由研究の実験は、『何を比べるか』『何を同じにするか』『何を記録するか』を先に決めると選びやすくなります。派手な反応が起きるテーマより、自分の疑問を安全に確かめられ、結果を残せるテーマを選びましょう。

ワクちゃんワクちゃん:すごく大きな変化が出る実験を選びたいな。
チャッピーチャッピー:自分の疑問を比べて確かめられるかを先に考えよう。小さな変化も研究になるよ。

広いテーマを、比べられる一つの問いにする

『水を研究する』では範囲が広過ぎます。例えば『紙の種類で、水を吸い上げる高さは変わるか』なら、比べるものと観察するものがはっきりします。低学年なら絵や写真で違いを残し、測定に慣れてきたら長さや時間も記録できます。

学年だけで難しさを決めず、本人が手順を説明できるか、道具を扱えるか、観察を続けられる日数があるかも確認します。

ワクちゃんワクちゃん:紙の種類と幅を両方変えて比べてもいい?
チャッピーチャッピー:最初は種類だけを変えて、幅などはそろえると原因を考えやすいよ。

変える条件を一つにし、それ以外をそろえる

紙の吸水を比べる例なら、紙の種類を変え、幅や長さ、水に入れる深さ、観察する時間はそろえます。紙の幅も水の量も同時に変えると、どの違いが結果に関係したか分かりにくくなります。

同じ条件を繰り返して試すことも役立ちます。一回だけの値をその材料の絶対的な性質とせず、測り方によるばらつきも見ます。

ワクちゃんワクちゃん:記録の表は実験が終わってから作る?
チャッピーチャッピー:始める前に欄を作ると、時間や条件の書き忘れを防げるね。

始める前に記録欄を用意し、予想と結果を分ける

日付、条件、開始時刻、観察時刻、測った値、気付いたことを表にします。写真を撮る位置や物差しの置き方もそろえると比べやすくなります。予想を書いてから実験し、予想と違う結果も消さずに残します。

結果が似ていた場合も、『この条件では差がはっきりしなかった』という記録になります。差を作るために数字を直さず、方法や測定回数を見直すことを次の課題にしましょう。

ワクちゃんワクちゃん:予想と反対の結果なら失敗かな。
チャッピーチャッピー:その結果も大切だよ。消さずに残して、なぜそうなったかを考えてみよう。

関連記事

参考:板橋区立教育科学館の自由研究の考え方。

-ワクちゃん雑学