
卵は殻付きのまま冷蔵するのが基本です。家庭で冷凍に回すなら、生卵を殻ごと凍らせる方法より、しっかり加熱した炒り卵や錦糸卵にして小分けする方法が向きます。生の溶き卵の冷凍は衛生管理が難しく、積極的には勧めません。
卵冷凍保存:保存前の状態を確認
期限内で保存状態のよい卵を使い、割ったら放置せず調理します。殻ごとの冷凍はひび割れや内容の変化につながります。冷凍した生卵を解凍し、そのまま卵かけごはんに使う前提にはしないでください。
下処理と小分け
炒り卵や薄焼き卵を中心まで加熱し、薄焼き卵は細く切ります。清潔な器へ少量ずつ広げ、短時間で粗熱を取って一回分ずつ包み、冷凍用袋に入れます。半熟のまま保存する作り方と混同しないことが大切です。
保存場所と期間の目安
日付を付けて冷凍庫へ入れ、早めに献立へ使います。家庭冷凍の期間は作り方や温度で変わるため、生卵の賞味期限から何日延ばせるとは計算しません。卵を割ってから何時間も置いたものを冷凍保存へ回すのは避けます。
使うときの戻し方
使う分だけ取り出し、加熱する料理へ加えて十分温めます。食感の変化が小さく済む細かな炒り卵は、ごはん物などに使いやすい形です。ゆで卵や殻付き卵を普通の電子レンジで丸ごと温めると破裂のおそれがあるため、代用しません。
食べない方がよい変化|食品安全の確認
異臭やカビなどがあれば捨て、解凍と再冷凍を繰り返さないでください。卵黄が冷凍で固くなるのはたんぱく質などの変化によるもので、菌がいなくなった証拠ではありません。冷凍は殺菌の代わりにはならないのです。