
印刷できる大きさは、写真の縦横の画素数と、仕上げたい画素密度から見積もれます。ただし同じ画素数でもピントやぶれで細部は変わり、見る距離でも印象が違います。数字で候補サイズを出し、実際の部分プリントで確かめる方法が実用的です。
使う画像の縦横画素を調べる
元画像ではなく、トリミング後に残る縦横のピクセル数を確認します。ファイル容量のMBだけでは分かりません。圧縮率や保存形式でも容量が変わるためです。
例えば3000×2000画素を300ppiで出すなら、長辺は3000÷300×2.54で25.4cm、短辺は約16.9cmです。ppiは画像の一インチ当たりの画素数で、プリンターのインクの細かな点数とは区別します。
見る距離に合わせて目安を変える
手に取って近くで見る写真と、壁に飾って離れて見る写真では必要と感じる細かさが違います。300ppiなどの値を、下回ったら印刷できない絶対線にはしないでください。
画像を補間して画素数を増やしても、撮影時に写らなかった細部がそのまま戻るわけではありません。大きくする前に、重要な輪郭にピント外れや強い圧縮の跡がないか確認します。
完成寸法の一部を試し刷りする
大判全部を試す前に、完成サイズの倍率を保ったまま顔や細かな模様の部分だけを小さい紙へ出します。画像全体を小さく縮めた試し刷りでは、大判での細かさを判断できません。
予定する距離から見て十分なら、そのサイズを選べます。近くで気になる場合は一回り小さくする、切り取りを減らすなどを検討します。用紙やプリンターの設定もそろえると比較しやすくなります。

