
暗い星にAFが合わないときは、明るい星を拡大表示してマニュアルで合わせる方法があります。星の像が最も小さく引き締まる位置を探し、試写を拡大して確認します。ピントリングを無限遠側の端へ回すだけでは確実とはいえません。
明るい星を画面に入れて拡大する
三脚で固定し、明るい星をモニターに入れます。フォーカスモードをMFへ切り替え、星の周辺を拡大します。画面が暗すぎる場合は、機種の暗所表示機能なども説明書で確認します。
星が見つからないままリングを大きく往復させると、今どこに合っているか分かりにくくなります。まず明るい一点を見つけ、動かした方向と像の大きさの変化を見ながら進めましょう。
小さな点になる位置を往復して探す
リングを少しずつ回して、星がぼけた丸から小さな点へ縮む位置を探します。通り過ぎるとまた大きくなるので、前後を比較して最も引き締まる位置へ戻します。
無限遠の印は目安であり、レンズや温度などの条件で最適位置が違う場合があります。撮影に使う絞りで確認し、拡大表示だけで終わらず一枚撮って確かめてください。
構図を戻した後の設定を守る
拡大を解除して構図を整える際、ピントリングに触れないようにします。シャッターボタンでAFが再作動する設定が残っていないかも確認します。MFのままなら不用意な再合焦を避けられます。
長時間の撮影中やレンズのズーム位置を変えた後は、再度試写を確認します。星が丸く大きいのか、短い線になっているのかを見分け、焦点のずれと露光中の移動を混同しないようにします。

