
広角で顔が伸びて見えるときは、画面の端へ顔を置いていないか、顔へ近づきすぎていないかを別々に確認します。端の形の伸びと、近距離で鼻などが大きく見える遠近感は同じ原因ではありません。配置と距離を変えて比較しましょう。
顔をいったん中央寄りへ移す
広い範囲を平面の写真へ写す広角では、周辺の物が引き伸ばされたように見えることがあります。集合写真の端の人だけ顔や体が広がって見えるなら、画面の余白を取り、重要な顔を端ぎりぎりから離します。
顔の形を優先するなら、全員を無理に横一列へ詰め込まず、撮影位置や並び方を見直します。端に置くことを意図した表現もありますが、自然な記念写真では中央付近と端を比べて確認すると判断しやすくなります。
近づきすぎによる遠近感を抑える
顔のすぐ近くで撮ると、鼻など手前の部分と耳など奥の部分の距離差が相対的に大きくなり、形が強調されます。中央に顔を置いても、近さによる見え方は残る場合があります。
可能なら少し離れ、必要に応じて画角を狭めて顔の大きさを合わせます。同じ位置のままズームするだけでなく、撮影距離も変えて比べることがポイントです。スマートフォンでも、無理な至近距離を避ける考え方は使えます。
レンズ補正だけで解決したと思わない
直線が樽形などに曲がるレンズのゆがみと、画面の端や距離による顔の見え方は区別します。カメラや編集ソフトのレンズ補正を有効にしても、全ての顔を自然な形へ戻せるとは限りません。
撮影後は中央の人だけでなく両端の顔も拡大して見ます。距離、顔の位置、カメラの向きを一つずつ変え、自然に感じる組み合わせを選びます。加工を重ねる前に、撮る段階で余裕のある配置を作ると扱いやすくなります。

