
いちごの植え付けでは、株元の膨らんだクラウンを土に埋めないことが大切です。一方、根が露出するほど浅くしてよいわけでもありません。根は土へ収め、葉が集まる中心を地上へ出す位置を確認します。
葉が集まる株元の膨らみを探す
葉柄の付け根がまとまった株元に、短く膨らんだ部分があります。これがクラウンです。新しい葉が出る中心まで土で覆うと、生育を妨げたり病気が起こりやすくなったりします。
苗を横から見て、葉、クラウン、根の位置を順に確かめます。先頭画像は栽培のイメージなので、植える深さを画像だけで測らず、手元の苗の株元を基準にしてください。
根鉢を入れてから土の高さを調整する
植え穴へ根鉢を入れ、周囲の土を戻す前に高さを見ます。深すぎる穴に苗を置いて上から土を増やすのではなく、必要なら穴の底の土を調整してクラウンを地上に保ちます。
根鉢の周囲へ土を寄せ、根がむき出しにならないようにします。株を支えようとして中心まで強く土を押し込まず、鉢では水やり用の余白も残します。葉柄を持って引っ張る扱いは避けましょう。
水やり後の沈み込みも確認する
植え付け後に水を与えたら、土が沈んでクラウンが埋まっていないか、逆に根が露出していないかをもう一度見ます。必要な土だけを周囲へ足し、中心には積み上げません。
マルチや敷きわらを使う場合も、株の中心を厚く覆わないようにします。植え付け直後の高さだけで安心せず、最初の水やりや雨の後に株元を確認する習慣を付けると調整しやすくなります。

