
にんにくは、葉が黄ばんできたことを手掛かりに、試し掘りで球の太り方を確認して収穫します。葉がすべて枯れるまで待つのでも、一本の黄変だけで全株を抜くのでもなく、地上部と球の両方を見ましょう。
品種の時期と下葉の変化を見る
収穫期になると下葉から黄色くなります。タキイ種苗では葉の三~五割ほどの黄変を目安とする例がありますが、地域や品種、天候で時期は変わります。カレンダーの日付だけでは決めません。
収穫期より早い黄変や、畝の一部だけの急なしおれは、病気や水分の問題の可能性もあります。株全体の変化と栽培期間を合わせ、黄ばんだ葉が一本あるだけで成熟と判断しないでください。
代表的な株を試し掘りする
平均的な生育の株を少数選び、球を傷めないよう周囲から土をゆるめて掘り上げます。茎を強く引いて途中で切らず、土が硬ければ道具を球から離して入れます。
球が十分に太り、底の尻部が平らに近づいているか、りん片が充実しているかを見ます。JAおいらせも、試し掘りで尻の形やりん片の状態を総合して判断するよう案内しています。小さい一株だけで畝全体を判断しないようにします。
取り遅れと一斉収穫を避ける
遅くまで置きすぎると球が割れるなど、品質を落とすことがあります。まだ小さいからと葉が完全になくなるまで待たず、試し掘りの結果と天候から収穫日を決めます。
生育に差があれば、成熟した株から分けて収穫することも考えます。掘り取った株を何度も植え直して成熟確認を繰り返さず、試した株は収穫物として扱い、残す株の次の確認時期を記録しましょう。

