
ピーマンの最初の実は、小さいうちに取って株づくりを優先する管理が一般的です。特に植え付け直後で根付きが悪い株では、実を大きく育てる負担を減らすことが役立ちます。
一番果が付いた株の勢いを見る
初めて実が付くと、大きくなるまで残したくなります。しかし、植えたばかりで葉や根が十分に育っていない株では、早い段階の着果がその後の生育を抑えることがあります。新しい葉が伸びているか、株が安定しているかを見ましょう。
タキイ種苗では、初期の一番果を小さいうちに取り、草勢を養う管理を案内しています。また、植え傷みなどで活着が悪い場合は、一~二番果を取って回復を図る例があります。実の数だけで判断せず、株の状態と合わせます。
株を傷めず、実だけを取る
取ると決めた果実は、枝を片手で支え、清潔なはさみで果実の柄を切ります。枝をねじったり、引き下げたりして取ると、分かれ目を傷めるおそれがあります。小さな実を外すために葉や主枝まで切り込まないでください。
最初の実を取る目的は、以後の枝葉と収穫を支える株を育てることです。実を取っただけで十分とせず、支柱の安定、水分、低温による生育停滞なども確認します。
その後は品種に合う収穫へ戻す
株が育ち始めたら、品種に合う大きさでこまめに収穫します。大きな実を長く残すほどよいとは限らず、取り遅れは株の負担になります。緑のピーマンと、完熟させるパプリカでは管理が違う点にも注意しましょう。
追肥も一番果を取ったから一律に増やすのではなく、使っている培養土や肥料の表示と生育に合わせます。実を減らした後に新葉や枝が伸びるかを見て、株づくりの状態を確かめます。
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参考:タキイ種苗・ピーマンの初期管理 / タキイ種苗・活着と着果負担。

