
キュウリの雄花と雌花は、花びらの色より付け根を見ると分かりやすくなります。雌花の後ろには小さなキュウリのような膨らみがあり、雄花にはその膨らみがありません。
花を横から見て付け根を比べる
どちらも黄色い花なので、正面から花びらだけを見ると迷うことがあります。花を摘まずに横から見て、花のすぐ下に細長い子房があるか確認します。雌花では、この部分が育って果実になります。
雄花は花の後ろが細い柄につながり、雌花のような小さな実の形をした部分がありません。咲いている別の花と比べると、花の大きさや数に頼らず見分けやすくなります。
花の数や付く位置だけで決めない
雌花の付き方は品種で違います。節ごとに付きやすいものと、いくつかの節をおいて付くものがあり、同じキュウリでも花の並びは同じではありません。雄花が目立つ一日だけで、栽培が失敗したと判断しないようにします。
比較するなら株の上下を観察し、ラベルにある着果の特徴も確認します。雌花を探すために葉や花をまとめて取り除く必要はありません。つるを無理に引っ張らず、見える位置から観察しましょう。
受粉と果実の生長は分けて考える
一般的に栽培するキュウリには、受粉しなくても果実が育つ単為結果性があります。雄花が見つからないからといって、それだけで収穫できないとは限りません。サカタのタネも品種の着果説明でこの性質を案内しています。
ただし、雌花の小さな子房がすべて収穫果になる保証はありません。株の力や栽培環境によって生長が止まることもあるため、花の見分けと実が育たない原因の判断を混同しないようにします。

