
マルチが風でめくれるときは、端の一部が浮いて風の入口になっていないかを確認します。数か所だけを押さえるより、畝に沿わせ、周囲を連続して固定することが基本です。
まず風が入る端を見つける
風が弱まった安全なときに、畝の側面と両端を見ます。土が流れた場所、めくれている角、フィルムが破れた場所がないか確かめましょう。植えた株へフィルムが繰り返し当たっている場合は、その部分を優先します。
株のある畝を一気にはがすと、茎や根を傷めることがあります。浮いた場所を確認し、土を補って押さえ直すなど、必要な範囲から直します。強風の中で大きく広げたまま張り直すのは避けます。
平らな畝へ密着させ、端を埋める
張る前に畝の表面の大きな凹凸をならし、土が適度に湿った状態で作業します。フィルムを畝へ沿わせ、たるみを残しすぎないように張ります。強く引いて薄い部分を裂くほどの張力はかけません。
左右の長い辺だけでなく、始めと終わりの端も土で押さえます。タキイ種苗の張り方でも、端を土に埋めて固定する方法が示されています。石を数個置くだけで、端の間が大きく開いている状態を残さないようにします。
補助具と張り直しを使い分ける
固定ピンなどを使う場合も、製品の用途と設置方法を守り、風が入るすき間が残らないか確認します。ピンがあることだけで固定十分とは判断せず、フィルムの裂けや土の流出も見ます。
大きく破れて固定できない部分は、苗を傷めない方法で補修や交換を検討します。張り直した後は株元に無理な力がかかっていないかを見て、雨や強風の後に端を再確認しましょう。
関連記事
参考:タキイ種苗・マルチの張り方 / タキイ種苗・マルチングの使い方。

