
マルチの植え穴は、苗を傷めずに植えられる大きさにし、必要以上に広げないことが基本です。すでに大きく開けた穴は、すぐに株を抜くより、裂けや株元への接触を確認して対応します。
苗の根鉢と植え方に合う穴を開ける
定植するなら、根鉢をつぶさず穴へ入れ、周りの土を戻せる大きさを考えます。種を直接まく場合は、作物の播種位置と栽培案内に合わせます。すべての野菜に共通する穴の直径はありません。
丸く抜く方法や切れ込みを入れる方法がありますが、切れ込みの先から裂けることもあります。道具は用途に合うものを使い、開けた穴を確認してから次へ進むと、同じ失敗を畝全体へ広げずに済みます。
大きすぎる穴で困る点を見分ける
土の露出が増えると、その部分に雑草が出たり、乾き方が変わったりします。ただし、穴が予定より少し大きいことだけで、苗が育たないとは限りません。穴の周囲の除草と土の湿り方を見ながら管理します。
フィルムが大きく裂け、風で動いて茎をこする場合は固定の見直しが必要です。穴を小さく見せるためにフィルムで茎を締めたり、接ぎ目まで土を盛ったりしないでください。株元が無理なく空いている状態を保ちます。
未定植なら直し、定植後は根を守る
まだ植えていない段階なら、穴の位置や枚数を見直し、必要に応じて張り替えてから定植します。穴をさらに切り足す前に、実際の苗を当てて作業に必要な範囲を確認しましょう。
すでに植えた苗の周りでは、株を抜いて穴に合わせ直すことを急ぎません。軽い広がりなら除草と水分管理で対応し、補修が必要な裂けは資材の案内に従います。修正後もフィルムが茎に食い込まず、水やりできることを確認します。

