
石灰と肥料を一緒に入れてよいかは、資材の種類と状態によって変わります。「石灰なら必ず何日空ける」「どの肥料とも同時でよい」と一律には決めず、製品の注意書きを確認しましょう。
石灰の種類と肥料の中身を確認する
石灰と呼ぶ資材には、苦土石灰や消石灰などがあり、土の中での反応のしかたは同じではありません。肥料側も化成肥料、完熟堆肥、未熟な有機物などで性質が違います。袋の名称を確かめ、何と何を組み合わせるのかを明らかにします。
まず土の酸度と育てる作物の適性を考え、石灰が本当に必要か判断します。植え替えや作付けのたびに、確認せず石灰を追加する方法は避けてください。
同時施用のリスクが高い組み合わせを避ける
JA全農の園芸解説では、未熟堆肥から出るアンモニアと、強いアルカリ性の消石灰などが組み合わさる場合のガスの問題を説明しています。苗への障害や窒素の損失につながるため、何でも一度に混ぜるのは避けます。
一方、完熟堆肥と苦土石灰では同様のガス発生リスクが低いとされています。この違いを、あらゆる肥料と石灰が同時使用できるという意味には広げません。化成肥料も含め、組み合わせの注意を個別に確認します。
日程はラベルから逆算する
施用後から植え付けまでの期間や、別の資材との間隔が指定されていれば、それに従います。種類が分からない資材同士を、空いた一日にまとめて使わないでください。必要なら製品名を控えて販売元へ問い合わせます。
土へ施す方法の説明があっても、資材を袋や容器で濃く混ぜ合わせて保管してよいとは限りません。各資材を元の表示が分かる状態で管理し、量と施用日を記録して作業を分けましょう。

