
将棋の棋譜にある『同』は、直前の着手と同じ移動先を表します。自分が前に指した場所ではなく、一手前に相手が指した升目を読み戻すのが基本です。
直前の一手の移動先を探す
通常の棋譜では、駒が進む先を筋と段で示します。そこが直前の着手と同じ場合、その座標を『同』に置き換えて書きます。『同銀』なら、銀が直前の着手先へ動く、という意味です。
『同』の前へ一手だけ戻り、数字で書かれた移動先を確認します。前の手も『同』なら、数字が出てくるところまでさらに戻ります。棋譜を途中から読むときは、直前の着手が欠けていないかにも注意してください。
続く『同』も同じ升目を引き継ぐ
表記の例として『2四歩、同歩、同飛』と続いていれば、後ろの二手の移動先はいずれも2四です。実際にその着手が可能かは盤面次第ですが、『同』の読み方は変わりません。3手目が最初の歩の出発地点へ戻る意味ではありません。
盤面に並べるときは、着手先を見失わないよう、一手動かしてから次の記号へ進みます。駒を取る場面では取られた駒も持ち駒へ移し、棋譜の文字だけを追って盤上の駒を残さないようにします。
『同』だけでどの駒が動くかは決まらない
『同』が示すのは移動先です。同じ種類の駒が複数動ける場合は、『右』『左』『上』『引』などの補助表記や局面を確認する必要があります。升目が分かっても、近くにある駒を適当に選んではいけません。
棋譜ソフトでは『同』の後ろに空白が入るなど表示が異なることがあります。空白の有無で升目を変えて解釈せず、直前の移動先と駒種を手掛かりに盤面へ対応させましょう。
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参考:任天堂:将棋の棋譜の読み方 / 柿木将棋:棋譜ファイル形式。

