
塗装後にプラモデルの合わせ目が見えたら、塗料で埋め続ける前に、その線が段差、すき間、乾燥後のへこみのどれかを見分けます。接着で形をそろえ、十分に乾かし、研磨で面を整える順番が基本です。
接着前の仮組みで段差を減らす
パーツを合わせて、端が浮く、位置がずれる、内部の突起が干渉するなどの原因がないか確認します。部品の向きや組み込み忘れも見直し、無理に強く挟んで形を変えないようにします。
接着剤は部品の材質へ合うものを使います。スチロール樹脂用の溶剤系接着剤が、ABSや透明部品などにも同じように使えるとは限りません。説明書の材質表示と接着剤の適合を確認し、換気など表示上の注意を守ります。
接着部が安定してから面を削る
表面が触れる程度に乾いても、接合部の軟らかさや乾燥による収縮が残る場合があります。塗布量や接着剤によって時間は違うため、製品の案内に従って待ちます。早く削ると、その後に線が沈んで見えることがあります。
すき間やへこみが残る場合は、対応するパテなどで必要な部分を埋め、こちらも乾燥・硬化を待ちます。接着が外れかけている部品を、表面のパテだけでつないだ状態にしないようにします。
下地で確認してから本塗装へ進む
平面には当て板を使うなどして、合わせ目だけを溝状に削らないよう面全体のつながりを見ます。モールドや角を削り落とさないよう、範囲と方向を決めて少しずつ整えます。粗い研磨傷も次の工程で消します。
斜めから光を当て、必要なら適合する下地塗料を薄く使って線の残りを確認します。厚い塗膜で隠すより、見つかった所だけ下地へ戻って修正します。塗料を重ねる順序もメーカーの適合表に従います。
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参考:タミヤ:接着・ヤスリがけ・下地塗装の入門ガイド / 模型製作者Rainbow Frog:接着と研磨による合わせ目処理の実例。

