
石粉粘土の表面を研磨するなら、内部まで十分に乾かし、大きな凹凸を整えてから細かな傷を減らします。最初から細かい紙やすりだけで押し続けるより、削る量と残したい形を決め、段階を分けて仕上げる方が扱いやすくなります。
表面だけでなく中まで乾かす
触って表面が乾いていても、厚い作品の内部には水分が残る場合があります。製品の乾燥目安と作品の厚さを確認し、柔らかい部分がつぶれる状態で研磨しないようにします。日数だけを全作品に当てはめません。
大きなくぼみは周囲を全部削って合わせるより、同じ粘土や対応する補修材で埋める方が形を保てる場合があります。補修した場合も、その部分が乾いてから研磨へ進みます。石粉粘土用のペーストなども製品の指示で使います。
粗い傷を次の番手で消していく
目立つ凸部には必要な粗さの紙やすりを使い、形が整ったら細かいものへ替えます。番手の数字が大きいほど一般に目は細かくなります。例えば240、400、1000のような組み合わせでも、すべての段階を必ず使うわけではありません。
平面は小さな当て板、曲面は形に沿う道具を使い分け、角や鼻先など削れやすい所は力を弱めます。前の粗い傷が残ったまま細かい番手へ飛ぶと、見た目がなかなか整わないので、斜めの光で途中を確認します。
粉を舞い上げず、水研ぎは適合を確認する
削った粉を息で吹き飛ばさず、作業場所を清潔に保ちます。材料の注意書きに合う粉じん対策をし、乾いた粉を室内に広げないよう片付けます。細かな造形は粉が溝に残っていないかも確認します。
耐水紙やすり自体が水研ぎに対応していても、粘土が耐水とは限りません。水に弱い石粉粘土へ安易に水を付けず、製品が認める方法で仕上げます。着色やコーティングは研磨後の粉を取り、下地が乾いた状態で行います。

