
折り重ねるほど角がずれるなら、強い折り筋を付ける前の位置合わせを見直します。角を一つ合わせただけで押さえ込まず、辺ともう一つの基準も確かめ、軽く留めてから折り筋を整えると、初期の小さなずれを持ち越しにくくなります。
最初の紙と基準点を確認する
正方形を前提とする作品では、紙がゆがんで切られていないかを見ます。最初から辺の長さや直角が違えば、丁寧に折っても後の角が合いにくくなります。自分で切った紙は特に確認します。
図で合わせる点が角なのか、折り筋との交点なのかを読み分けます。近い位置へ見当で合わせず、指定された点を基準にすると、次の工程で必要な交点もそろいやすくなります。
軽く位置を決めてから長い折り筋を付ける
角と辺をそろえて紙を保持し、まず短く軽い折り目を付けます。位置が合っていることを確かめてから、中央付近から外へ向けて、紙をずらさず折り筋を伸ばします。最初から片端を強く押さえると反対側がずれる場合があります。
複数の層を折るときは、下の紙が滑っていないかも見ます。すでに厚みがある場所では外側と内側に差が出るため、作者がわずかな余裕を指定しているなら、その指示を優先します。
ずれは早い段階へ戻って直す
完成直前に角だけを引っ張って合わせると、別の折り筋がゆがみます。最初にずれた工程まで戻り、基準を取り直します。何度も折り直して紙が弱くなったら、練習として新しい紙へ移る方がよいこともあります。
一つの簡単な作品を同じ紙で繰り返し、最初の対角線や半分折りを比較します。完成品だけでなく途中の角を見れば、どの段階で誤差が生じたかを発見できます。

