
円柱の口を描いた楕円が両端でとがるなら、上下二本の弧を端でつなぐ描き方を見直します。楕円は端でも曲線が滑らかにつながる形です。まず薄い一周の動きで描き、左右の端を角にしない練習から始めます。
中心と幅、高さを先に決める
楕円の中心を通る二本の軸を軽く引き、左右の幅と上下の厚みを示します。いきなり濃い輪郭を描くより、どの範囲を一周するかが分かると、端で急に方向を変える癖に気づけます。
紙へ触れない状態で一周する動きを試し、その動きで軽く線を引きます。左右端で止まり、上半分と下半分を別々に描くと、接続部分がとがりやすいので、全周を一つの流れとして扱います。
円柱の上下が同じ方向を向いているかを見る
基本の円柱練習では、立体の中心方向を示す線を置き、上下の楕円がばらばらに傾いていないか確認します。輪郭だけを丸くしても、上下の向きが食い違うとねじれた形に見えます。
楕円の開き具合は見る高さと距離により変わるので、上と下を機械的に同じ形で写しません。目の前の缶などを少し上から観察し、口がどれくらい開いて見えるかを比べます。
太くなぞる前に丸みだけを評価する
薄く描いた一周を見て、左端だけ鋭い、下半分だけ平らなど、一つの特徴を探します。修正のため何度も濃く囲むより、隣へ新しく一つ描く方が動きの違いを比べやすくなります。
円柱に使うときは側面の線と自然につながるかも見ます。楕円の一部だけを描く前に、隠れる側も薄く一周して考えると、輪郭が途中でつぶれるのを防ぐ練習になります。

