ワクちゃん雑学

アクリル絵の具が筆で固まったら?使える状態か見分ける手順

水彩紙の試し塗りとパレット、水入れ、筆、アクリル絵の具を並べた机のイラスト

アクリル絵の具が固まった筆は、無理に毛を開く前に、固着の範囲と毛・金具の傷みを見ます。乾く前なら洗えますが、硬い膜になった絵の具は水だけでは元に戻りにくく、専用クリーナーでも新品同様になるとは限りません。

ワクちゃんワクちゃん:筆が板みたいに硬くなった。
チャッピーチャッピー:毛先だけか根元までか、壊れた部分がないかを先に見よう。

毛先だけか、根元まで固まったかを見る

毛先に小さな膜があるだけなのか、金具の近くまで硬くなって曲がらないのかを確認します。毛が折れている、抜け続ける、金具が緩い筆は、絵の具を取れても細い線を描く用途には戻らないことがあります。

爪や刃物で乾いた膜を引き剥がすと毛を切ったり根元を傷めたりします。まず使用した絵の具と筆の材質を確認し、筆メーカーが認める洗浄方法を選びます。

ワクちゃんワクちゃん:刃物でこそげば取れそう。
チャッピーチャッピー:毛も傷めるので、対応する洗浄方法を確認しよう。

対応するクリーナーを指定条件で試す

乾いたアクリルに対応した筆用クリーナーには、固着した色を除くためのものがあります。ただし製品ごとに浸す時間や対象の毛が違います。容器の説明に従い、換気や手の保護が指定されていれば守ります。

筆全体を溶剤へ沈めたり、家庭用洗剤や別の薬剤を混ぜたりしません。洗浄後は指定の方法ですすぎ、毛の形を整えて乾かします。柔らかくなったかを確認する際も、根元から力任せにしごかないようにします。

ワクちゃんワクちゃん:クリーナーなら必ず復活する?
チャッピーチャッピー:毛や接着部の傷みまでは戻せないことがあるよ。

乾燥後の試し描きで用途を決める

乾いた筆を適切に湿らせ、不要な紙へ線と面を描きます。毛先がまとまるか、粒が出ないか、途中で毛が抜けないかを見て、細部用として使うか、荒い下塗り用へ回すかを決めます。

復旧しない筆へ何度も強い洗浄を繰り返すより、次から短い中断でも乾く前に洗う習慣を作ります。毛を底へ押し付けたまま長時間置くことも、形を崩す原因になるため避けます。

ワクちゃんワクちゃん:柔らかくなったから細部用に戻せるね。
チャッピーチャッピー:乾燥後に試し描きして、まとまりと抜け毛まで確認しよう。

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参考:Winsor & Newton:アクリル用筆の洗浄。

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