ワクちゃん雑学

クラリネットの音が出にくいとき、リードの位置をどう確かめる?

スタンドのクラリネットとサックス、ケース入りフルートを並べた練習室のイラスト

クラリネットで音が出にくいときは、リードの先端とマウスピースの先端がずれていないか、左右がまっすぐかを確認します。基本位置から大きく外れたまま、息の強さだけで補わないことが大切です。薄い先端を傷めないよう、リガチャーを緩めてから調整します。

ワクちゃんワクちゃん:もっと強く吹かないと鳴らない。
チャッピーチャッピー:まずリードの先端と左右の位置を見よう。ずれが原因のこともあるよ。

先端の高さと左右の中心を確認する

正面から見て、リードの先端をマウスピースの先端へおおむね揃えます。細かな位置は奏者や組み合わせで調整しますが、大きく下がったり突き出したりした状態を基準にしません。左右の余白も比べます。

先端が欠けたリードや、明らかに反ったものは位置調整だけでは直りません。ケーン製は使用前の湿らせ方も教材に合わせ、合成リードは製品の扱い方に従います。先端を指で押して平らにしないでください。

ワクちゃんワクちゃん:締めたまま少し引き上げていい?
チャッピーチャッピー:先に緩めよう。薄い先端へ無理な力を掛けないでね。

リガチャーでずれない程度に固定する

リガチャーは種類ごとの向きと装着位置を確認します。締め付けたままリードを引っ張らず、いったん緩めて位置を合わせ、ずれない程度に固定します。強く締めれば必ず鳴りやすくなるわけではありません。

マウスピースを持ち替えた後にも位置を見ます。取り付け時に正しかったリードが、楽器を組む途中でずれることがあります。ねじや金具をリードの薄い部分へぶつけないように扱います。

ワクちゃんワクちゃん:ねじは固く締めるほど安心?
チャッピーチャッピー:ずれない固定が目的だよ。リガチャーの指定位置も確認しよう。

一つの条件だけ変えて吹き比べる

位置を直したら、吹き慣れた音を短く伸ばして反応を比べます。位置、締め具合、くわえる深さを同時に変えると、どれが効いたか分かりません。まず位置を確認し、次の条件へ進みます。

正常な別のリードでも同じ症状なら、口の形や指孔、楽器の調整も確認対象です。リードを自己判断で削り続けず、装着状態を講師や楽器店に見てもらうと切り分けやすくなります。

ワクちゃんワクちゃん:位置を直しても変わらない。
チャッピーチャッピー:正常な別のリードで比べよう。同じなら口や楽器の条件も分けて調べよう。

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参考:ヤマハ・リードとリガチャーの基本位置 / ヤマハ・クラリネットの組み立てと発音。

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