
25番刺繍糸を分けるときは、必要な本数を束のまま左右へ裂かず、細い糸を一本ずつ抜いてからそろえます。束を一度に引き分けると、よりが残った部分へ集まって絡みやすくなります。まず、分けて使う種類の糸かも確認してください。
糸の種類と扱いやすい長さを確かめる
一般的な25番刺繍糸は、細い六本が緩くより合わされています。一方、パールコットンなど分けずに使う糸もあります。見た目だけでほぐそうとせず、ラベルと図案の指定を確認します。
かせから糸端を引き出し、作業しやすい長さに切ります。初めから長過ぎる糸を使うと、抜くときも刺すときも絡みや摩耗を扱いにくくなります。初心者は短めの試料で動きを確かめてから必要な長さへ調整しましょう。
一本を見つけ、残りの束を軽く支える
端を少しほぐして一本を選び、残りを軽く支えながらゆっくり抜きます。残った束が一時的に縮むように集まっても、無理に左右へ引き裂きません。一本が抜けたら束を整え、次の一本を取り出します。
メーカーによっては、切った糸を折り、折り山から一本ずつ抜く方法も案内されています。大切なのは必要本数を一度に引き分けないことです。途中で固く絡んだら引く手を止め、ねじれを戻してから再開します。
必要本数を並べ直して針へ通す
二本取りなら、抜いた一本を二本そろえて使います。六本の束を二つ折りにすることとは違います。図案の『何本取り』が示すのは、通常、刺す部分に並ぶ細い糸の数です。指定の始め方も併せて確認します。
糸端をそろえ、よりが絡んだまま針へ通さないようにします。使わない糸は色番号を添えて保管すると、後で同じ色を探しやすくなります。短く毛羽立った糸を無理に継ぎ足すより、適切な長さで交換しましょう。
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参考:オリムパス・刺繍糸の扱い方。

