ワクちゃん雑学

縫い代のない型紙にどう線を足す?角とカーブの考え方

チェック柄の布に型紙と定規、重りを配置した裁断準備のイラスト

縫い代のない型紙には、出来上がり線の外側へ、作り方で指定された幅を加えます。脇、襟ぐり、裾をすべて同じ幅にするとは限りません。角やカーブも、型紙の点を単純に外へ動かすのではなく、縫う線からの距離で考えます。

ワクちゃんワクちゃん:型紙の外へ全部1cm足せばいい?
チャッピーチャッピー:裾や開きで必要な幅が違うよ。まず辺ごとの指定を確認しよう。

縫い代付きか、出来上がり線かを確認する

最初に型紙と説明の凡例を読みます。すでに縫い代が含まれている型紙へさらに足すと、裁断寸法や合印の位置が変わってしまいます。複数サイズの線を縫い代線と取り違えないことも大切です。

縫い代を足す必要がある場合は、辺ごとの指定幅を書き込みます。三つ折りする裾、見返しと縫う襟ぐり、ファスナーを付ける開きなどは処理方法が違います。『いつも1cm』とせず、その作品の指示を先にそろえましょう。

ワクちゃんワクちゃん:線が何本もあって分からなくなった。
チャッピーチャッピー:サイズ線と出来上がり線、裁ち線を凡例で区別してね。二重に足さないことが大切だよ。

直線とカーブを一定距離でなぞる

直線は定規を使い、出来上がり線に平行な線を引きます。カーブはところどころで線に対して直角方向の幅を測り、点を滑らかにつなぎます。カーブ定規や縫い代付きの定規は、この距離を保つ補助になります。

縫い代線だけを見ず、元の縫う線も残しておきます。細いカーブでは太い筆記線の内外でも差が出るため、細く明瞭な線で区別すると扱いやすくなります。合印は外側の裁ち線まで対応させ、消さないでください。

ワクちゃんワクちゃん:カーブの縫い代はどう測る?
チャッピーチャッピー:元の線から直角方向に幅を取り、点を滑らかにつなぐと考えやすいよ。

角は折り方を紙で確かめる

角では隣り合う縫い代線の交点を整理します。ただし裾などを折り返す部分は、折ったときに脇の形へ合うよう、紙を実際に折って確認する方法が役立ちます。鋭い角をすべて同じ形に削るわけではありません。

裁断前に、つながる辺の縫う長さ、合印、わに置く辺を照合します。わの辺へ不要な縫い代を足さないようにします。仕上げ方法が不明なら布へ切り込まず、型紙の説明で処理を確定させてから進めてください。

ワクちゃんワクちゃん:裾の角だけ折ると足りなくなる。
チャッピーチャッピー:紙を折って脇の形へ合うか試そう。折り返した状態で必要な形が分かるよ。

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参考:クロバー・カーブ定規と縫い代の作図。

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