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布は裁断前に水通しが必要?素材と作る物で考える地直し

チェック柄の布に型紙と定規、重りを配置した裁断準備のイラスト

水通しは、完成後に洗って縮むことや布のゆがみを、裁断前に確かめるための準備です。ただし、すべての布を同じ時間水へ浸せばよいわけではありません。素材の扱い方と、完成品をどう手入れする予定かを先に決めます。

ワクちゃんワクちゃん:布は何でも水に浸せばいいの?
チャッピーチャッピー:素材の扱い方を先に見よう。水洗いに向かない布もあるよ。

洗う作品か、洗える布かを確認する

綿や麻などの洗える布で日常着や袋を作るなら、裁断前の水通しを検討します。購入時の素材表示や販売店の説明を確認し、防縮加工などの情報も調べます。加工済みでも、手元の布の変化を端切れで見ておくと安心です。

水洗いに適さない素材、特殊な表面加工、接着された生地などへ、一般的な綿布の方法を当てはめません。水による色落ちや風合いの変化もあるため、迷う素材は販売店へ適切な地直し方法を確認します。

ワクちゃんワクちゃん:縮むかどうかは完成するまで分からない?
チャッピーチャッピー:端切れを測って試すと、裁断前に変化を確かめられるよ。

端切れで色と寸法の変化を見てから進める

裁断前に小さな試料の縦横を測り、予定する手入れをした後の寸法と比べると縮みを把握できます。濃色と淡色の布は一緒に浸さず、色移りの有無も見ます。試料が大きく変わった場合は、必要な用尺を考え直しましょう。

洗える普通地は、その布の案内に従って水通しし、強くねじらず水分を取ります。吊るした重みで伸びる布には平干しなど適した方法を選びます。水通しの時間や乾かし方を、一律の数値だけで決めないことが大切です。

ワクちゃんワクちゃん:水通ししたら地直しは終わり?
チャッピーチャッピー:布目のゆがみも確認してね。型紙を置く前に整える工程が残ることがあるんだ。

布目を整えてから型紙を置く

地直しは水へ浸す工程だけではありません。縦と横の糸がゆがんでいる場合は、素材に合うアイロン温度で整えます。アイロンを強く引いて片方向へ伸ばすのではなく、布目を確認しながら作業します。

裁断は布の状態が落ち着いてから行います。裏地や別布を組み合わせる作品では、それぞれの縮みや手入れ条件が合うかも確認します。表布だけ準備しても、完成後に一方だけ縮むと形が崩れる原因になります。

ワクちゃんワクちゃん:表布と裏布は同じように扱っていい?
チャッピーチャッピー:それぞれの素材と手入れ条件を確認しよう。縮み方の違いにも注意してね。

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参考:クロバー・ソーイングをはじめる前に、布の準備。

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