
動かない腕時計でも査定対象になる場合があります。ただし、止まっている原因や修理費によって取り扱いは変わるため、先に直すより、現状を伝えて査定可能か問い合わせる方が判断しやすくなります。電池切れと決めつけず、分かっている症状をまとめましょう。
止まった時期と症状をそのまま伝える
いつから動かないか、落下や水濡れの後か、以前は動いたり止まったりしていたかをメモします。機械式か電池式か分からない場合は、ブランド名と型番、文字盤・裏蓋の写真を使って相談できます。
『電池を替えれば直る』と確認できていない説明を付けないことが大切です。針が止まっている、ガラス内側が曇ったことがあるなど、観察した事実と原因の推測を分けると、受け付け可否の判断材料になります。
査定のために分解や修理をしない
裏蓋を自分で開けたり、りゅうずを無理に回したりすると、別の故障や部品紛失につながります。動作を証明するために何度も衝撃を与えるのも避け、現状のまま保管します。外した部品がある場合は紛失しないようにまとめてください。
KOMEHYOは動かない時計も査定すると案内していますが、修理コストによる金額上の損得について事前相談を勧めています。修理代をかけた分だけ査定額が上がる保証はないため、現状査定と修理見積りを得てから判断する余地があります。
付属品と受付条件をそろえて相談する
保証書、購入時の書類、整備明細、余りコマなどがあれば一緒に確認します。修理済みなら実施時期と内容を伝え、社外部品への交換が分かっている場合も申告してください。時計本体の症状と付属品の有無を別々に記録します。
送る前に、対象ブランドと故障状態を受け付けるか、現物確認後に買取不可となった場合の返却条件を問い合わせます。写真の概算と最終価格は異なるため、動かない時計の相場を稼働品の実績価格だけで見積もらないようにしましょう。

