
エバーフレッシュの挿し木は、根がない間に水分を失い過ぎることや、用土が過湿になって切り口が傷むことで弱る場合があります。発根前の挿し穂を、根付いた成株と同じ水やり・日当たりで管理しないことが重要です。
葉が失う水と、切り口から取り込む水の差を見る
挿し穂には十分な根がなく、強い日差しや乾いた風の下では葉から失う水を補いきれません。直射日光を避けた明るい場所へ置き、エアコンの風が直接当たらないようにします。
湿度を保つために覆いを使う場合も、日なたで密閉すると高温になります。乾燥を防ぐことと、蒸れたままにすることを混同しないでください。
用土の湿りと、挿し穂の基部の変化を確認する
挿し床が乾き切っていないか、反対に水がたまっていないかを見ます。清潔で通気性のある挿し木用の用土を使い、発根前から濃い肥料を与えて回復させようとしないようにします。
基部が黒く柔らかくなるなど腐敗が進む挿し穂は、健全なものと分けて扱います。葉が閉じただけでは枯死と判断できないので、明るい時間の葉や茎の状態も観察します。
時期と枝の状態をそろえ、発根を急いで確かめない
低温期は発根や回復が進みにくく、管理が難しくなります。暖かい生育期に、健全な若い枝を使う方法を基本に、その株と環境に合う手順を確認します。太い古い枝を挿せば必ず根付くとは限りません。
新芽が動いても、蓄えた力で一時的に伸びることがあるため、すぐ十分な根ができたとは考えません。何度も引き抜かず、用土や株の安定した変化を見てから次の管理へ進みます。

