ワクちゃん雑学

望遠鏡ではなぜ景色が逆さま?上下左右と光学系の関係

夕方の庭に設置した小型の屈折望遠鏡とファインダー、交換用接眼レンズのイメージ

望遠鏡で景色が逆さまに見えるのは、レンズや鏡を通った像の向きが肉眼と違うためです。直視か、天頂ミラーなどを通すかでも変わります。逆さというだけで故障と決めず、自分の光学系と接眼部の組み合わせを確認します。

ワクちゃんワクちゃん:望遠鏡だと建物が逆さに見えるよ。
チャッピーチャッピー:光学系と接眼部で像の向きが変わるんだ。故障とは限らないよ。

倒立像と鏡像を分ける

上下左右が逆の倒立像は、文字を180度回したような向きです。鏡像は左右の並びが反転しており、単に紙を回しても元の文字には戻りません。どちらに見えるかで使っている部品の影響を考えられます。

屈折望遠鏡などを直視すると倒立像になる構成があり、天頂ミラーやプリズムを通すと鏡像になる構成があります。全ての望遠鏡や付属品で同じ向きになるわけではありません。

ワクちゃんワクちゃん:紙を回せば鏡の文字も直る?
チャッピーチャッピー:倒立と鏡像は違うので、回すだけでは直らない場合があるね。

接眼部の向きも確認する

天頂ミラーを回してのぞく位置を変えると、見える像の上下の感覚も変わります。説明書の図は特定の取り付け方で示されることがあるため、図だけを見て自分の像と違うと判断しないようにします。

昼間の遠い建物などで向きを確かめるときも、太陽に向けたりのぞいたりしないでください。ファインダーと本体が違う向きに見える場合もあるので、それぞれ別に把握します。

ワクちゃんワクちゃん:のぞく部品を回したら向きも変わった。
チャッピーチャッピー:取り付け角度も関係するよ。説明書の構成と比べよう。

天体導入では動く方向に慣れる

月や星の観察では像が逆でも観察できますが、望遠鏡を動かしたときに対象がどちらへ移るかを覚えると導入しやすくなります。低倍率で少しずつ動かし、反応を確認しましょう。

地上の景色を正しい向きで見たいなら、対応する正立用の部品を説明書で確認します。何でも差し込めば合焦するとは限らないので、互換性を確かめ、用途に合う組み合わせを選びます。

ワクちゃんワクちゃん:星を追うと反対へ動くようで迷う。
チャッピーチャッピー:低倍率で少しずつ動かして、視野内の移動方向に慣れよう。

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参考:ビクセン・望遠鏡の倒立像と正立用品 / ビクセン・接眼部の構成と像の向き。

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