
ファインダーでは星をとらえたのに本体で見えない場合は、二つの向きが合っていない可能性があります。昼間に遠くの動かない目標で、本体の視野中央とファインダーの照準を合わせておきます。太陽を目標にせず、望遠鏡もファインダーも太陽へ向けないでください。
先に本体へ目標を入れる
低倍率になる接眼レンズを付け、遠方の建物の先端など分かりやすい目標を本体でとらえます。安全に見られる方向を選び、人の室内などプライバシーに関わる場所は狙いません。
ピントを合わせ、目標を本体の視野中央へ置きます。目標が近すぎると合焦しなかったり、遠い星での方向が合わなかったりするため、機材の説明書に従って十分遠い物を使います。
本体を動かさず照準側を合わせる
本体の向きを保ったままファインダーをのぞき、調整ねじなど指定の操作で同じ目標へ照準を動かします。機種ごとに支持構造が違うので、無関係なねじを緩めないようにします。
これは補助照準器と本体の方向を合わせる作業です。反射望遠鏡の主鏡や副鏡の光軸調整とは別なので、星が見つからないという理由だけで鏡の調整へ進まないでください。
別の目標でも一致を確かめる
調整後は一度向きを変え、ファインダーの中央へ別の目標を入れます。その目標が低倍率の本体にも見えれば、導入に使えるか確認できます。星を探すときも最初は低倍率から始めます。
運搬や取り外しでずれる場合があるため、組み立て後に再確認します。照準が合っていても星が見えないなら、キャップ、接眼部の組み合わせ、ピントを順に調べ、倍率だけを上げないようにしましょう。

