ワクちゃん雑学

三脚の脚は水平なのに写真が傾く!雲台とカメラの基準をそろえる

庭のテーブルに置いたカメラと折り畳んだ三脚のイメージ

三脚の脚側にある水準器が水平でも、雲台でカメラを傾ければ写真は傾きます。脚の土台と、実際に写すカメラの向きを分けて調整してください。最後はカメラの水準表示や画面内の基準線で確かめます。

ワクちゃんワクちゃん:気泡は真ん中なのに海が斜めだ。
チャッピーチャッピー:その水準器は脚側かな。雲台より上の向きも見よう。

水準器がどの部分を測るかを見る

脚の付け根、雲台の基部、カメラを載せる台では、それぞれ示す面が異なります。水準器の位置を確認し、その上に角度を変えられる関節が残っていないか見ます。

例えば脚側を水平にした後、自由雲台のボールを傾けると、カメラは自由に傾きます。脚の気泡が中央にあることは、写真の水平まで保証する印ではありません。

ワクちゃんワクちゃん:土台とカメラは同じ水平ではないの?
チャッピーチャッピー:間の関節を動かすと、別々の向きになるんだ。

安定した脚の上でカメラの傾きを直す

先に脚の接地とロックを確かめ、倒れにくい土台を作ります。次にカメラを支えながら雲台を調整し、カメラ内の電子水準器やグリッドを見て左右の傾きを整えます。

雲台を締めた瞬間に少し向きが動くこともあるので、固定した後に再確認します。プレートの取り付けや締め付けが緩い場合は、無理に角度で帳尻を合わせず、正しく装着し直します。

ワクちゃんワクちゃん:合わせた後に締めたら少しずれた。
チャッピーチャッピー:固定後にもう一度、カメラの水準表示を確認しよう。

写真の中の線が本当に水平か考える

海の水平線は基準にしやすい一方、坂道や斜めに伸びる屋根は水平とは限りません。一本の線へ無条件に合わせず、カメラの表示と複数の手掛かりを使います。

左右の傾きが直っても、カメラを上へ向ければ建物の縦線がすぼまって見えます。これは撮影方向による遠近感も関わるため、水準器だけで全ての線を平行にしようとしないでください。

ワクちゃんワクちゃん:建物の縦線も水準器で全部直る?
チャッピーチャッピー:上向き撮影の遠近感は別だよ。左右の傾きと分けて考えよう。

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参考:スリック・雲台の調整軸と水準器 / ニコン・撮影位置と遠近感。

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