
じゃがいもの土寄せは、新しいいもが育つ場所を覆い、光に当たるのを防ぐために行います。大きないもが見えてから慌ててかぶせるより、株の生育に合わせて早めに土を寄せましょう。
新しいいもは種いもより上にできる
地中の茎から伸びるストロンという枝の先が肥大し、新しいいもになります。種いもを植えた深さのまま十分な土があるとは限らず、生育とともに土の覆いを確保する必要があります。
いもが外へ出て光を浴びると、緑化や天然毒素が増える問題につながります。土寄せは収量のためだけでなく、露出を防ぐ管理でもあります。緑色になってから土へ戻せば安全性が元へ戻る、とは考えないでください。
生育に合わせて株元へ土を集める
一般的な露地栽培では、芽かきのころと、その後に地上部が二十五~三十センチほどになったころなどに分けて土寄せします。農林水産省の資料でも、この二段階を目安にしています。
畝の横の土を株元へ寄せ、いもが育つ部分が十分覆われる形に整えます。茎のすぐ際を深く掘って根やストロンを傷めないよう注意しましょう。雨で土が流れた場所も確認します。
栽培方法の違いと作業の遅れに注意する
マルチを使い、植え付け時から高畝や厚い覆土を用意する方法では、通常の土寄せと手順が違います。フィルムを無理にはがす前に、自分が採用している栽培法の説明を確認してください。
いもが大きくなってから株の周りを強く耕すと、地下の部分を傷めることがあります。表面の露出を見つけたら慎重に覆い、生育初期からの管理計画を次作へ残します。土寄せのたびに無条件で肥料を追加する必要もありません。
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参考:農林水産省・じゃがいもの土寄せ / タキイ種苗・ジャガイモの生育と培土 / 農林水産省・じゃがいもの天然毒素Q&A。

