
鉢底石は、どのプランターにも必ず入れるものではありません。底穴、底板、貯水部などの構造を見て、容器の説明書を優先します。底面給水式では、石が吸水を妨げる製品もあります。
底穴と底板の役割を確かめる
普通の排水式プランターでは、余分な水が底から外へ出られることが基本です。穴をふさいでいないか、容器の下に水の出口があるかを確認しましょう。穴のない容器へ石を入れても、外に水が抜ける容器にはなりません。
すのこ状の底板が付いている場合は、その上に直接土を入れる設計かを確かめます。石を追加すると根が使える土の量が減るため、習慣だけで厚く敷かないようにします。
底面給水式は独自の使い方を守る
底面給水式には、底の貯水部から土へ水を吸い上げる構造があります。リッチェルの水ラク菜園上手シリーズでは、鉢底石を入れず、すのこの上へ直接土を入れる案内です。石を挟むと吸い上げを妨げるためです。
一方で、貯水部への部品の組み方や排水栓の扱いは製品ごとに違います。見た目が似ている別の容器にも同じ方法を当てはめず、品名が一致する取扱説明を探してください。
水はけが悪いときは土と置き場所も見る
底穴が開いていても、土が極端に締まっていたり、受け皿に水がたまり続けたりすれば、根の周りが過湿になることがあります。石だけを足す前に、水がどこで止まっているかを見ます。
新しく植えるときは容器に適した培養土を使い、水やり後に排水を確認します。栽培途中で調子が悪い株を、確認なしに抜いて石を入れ直す必要はありません。まず説明書、排水口、土の湿り方の順で調べましょう。

