
抹茶のダマは、茶筅を激しく動かすより、点てる直前に粉をふるって減らします。抹茶は細かな粉なので集まりやすく、そのまま湯を注ぐと塊の内側がなじみにくくなります。粉と道具の準備から整えましょう。
乾いた茶こしで一杯分をふるう
使う分の抹茶を乾いた茶こしや抹茶篩に通し、塊をほぐします。湿った茶こしでは粉が付いてしまうため、水分が残っていないか確かめてください。大量に先取りせず、点てる直前に用意します。
ダマになりやすい性質だけで、品質が悪いとは言えません。ただし保管中に湿らせたものや異臭のあるものまで、ふるえば元に戻るという意味ではありません。
茶筅を湿らせ、粉と湯の量を決める
竹の茶筅は、使う前に穂先を水やぬるま湯へ浸してなじませます。茶碗を温めた場合は余分な湯を捨ててから粉を入れ、予定した量の湯を静かに注ぎます。
薄茶と濃茶では粉と湯の割合も動かし方も違います。まず作りたい飲み方の配合を一つ選びます。粉を多く入れたまま、泡立てる力だけで口当たりを変えようとしないでください。
粉をなじませてから、手早く点てる
最初に粉と湯をなじませ、その後に茶筅を前後へ動かします。塊を茶碗の底へ押し付けて削るような動かし方は、穂先を傷める原因になるため避けます。
飲んだときに粒が残るなら、次回は泡の量よりも、ふるい残しや粉量を見直します。表面に泡が立ったことと、粉がなめらかになじんだことは別に確かめましょう。
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参考:一保堂茶舗・抹茶のダマについて / ルピシア・抹茶の点て方 / 一保堂茶舗・茶筅の扱い方。

