ワクちゃん雑学

描いた形の傾きに気付けない!鏡や補助線で見直す方法

円柱と箱のデッサン、黒鉛鉛筆と色鉛筆、保護紙を置いた机のイラスト

描いている間は自然に見えた形が、後から傾いて見えることがあります。鏡で左右を反転して見る方法は、見慣れた絵を別の状態で確認する助けになります。ただし、鏡で違和感が出た場所をすべて左右対称に直すのではなく、実物や資料の傾きと比べます。

ワクちゃんワクちゃん:描いていると傾きが分からなくなる。
チャッピーチャッピー:細部を止めて、大きな形と基準線を見よう。

細部を描く前に外側の大きな形を見る

いちばん上、下、左、右の位置を軽く印し、高さと幅の関係を確認します。瓶なら口の細部より先に、中心の傾きと底の位置を見ます。細部が増えてから直すより、薄い線の段階で修正できます。

紙の縁を基準にした垂直線や水平線を想定し、特徴的な点がどこへ並ぶかを比べます。実物を測るときは見る位置を動かさず、鉛筆などで取る長さは他の部分との比率として扱います。

ワクちゃんワクちゃん:鏡に映すと変な感じがするよ。
チャッピーチャッピー:違和感が出た場所を、実物との比較で確かめよう。

鏡や写真で見方を変える

鏡へ絵を映し、全体の傾きや左右の広がりを見ます。写真を反転する場合は、紙を正面から撮り、撮影角度による台形のゆがみを形の誤りと取り違えないようにします。

資料写真と比べるなら資料も同じように反転すると、向きの違いで迷いにくくなります。気になった所を一か所ずつ元の絵へ戻して確かめ、鏡だけを正解の判定器にしません。

ワクちゃんワクちゃん:写真で見たら片側が広い。
チャッピーチャッピー:斜めから撮っていないかも確認してね。

補助線でずれの場所を絞る

例えば口と底の中心がずれて見えたら、輪郭を全部消す前に中心線と左右の幅を比べます。上端の傾きなのか、片側だけ膨らんだのかを分けると、直す範囲を小さくできます。

実物がもともと非対称なら、その違いを残すことも必要です。修正後は少し離れて全体を見直し、局所を整えた結果、別の部分との比率が崩れていないか確認します。

ワクちゃんワクちゃん:左右を同じに直せば完成?
チャッピーチャッピー:実物の非対称もあるから、観察した形を基準にしよう。

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参考:Proko:比率・水平垂直・形の計測 / BueskenArt:反転して作品を確認する方法。

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