ワクちゃん雑学

水彩で隣の色が混ざってしまう!乾かしてから塗る場所の決め方

水彩紙の試し塗りとパレット、水入れ、筆、アクリル絵の具を並べた机のイラスト

隣り合う色をくっきり分けたいなら、先に塗った色面を乾かしてから隣を塗ります。濡れた境界へ別の色を近づけると、紙上の水を通して広がりやすくなります。すべてを急いで塗るより、離れた場所を交互に進めると待ち時間を使えます。

ワクちゃんワクちゃん:隣の赤が青へ入ってきたよ。
チャッピーチャッピー:二つの色面が水でつながっていないか見てみよう。

境界を硬くしたい場所から決める

花びら同士、建物と空など、輪郭を残す境界を下描きで確認します。一方、雲や遠景のように柔らかくつなぐ場所は、濡れたうちに色を置く表現が使えます。混ざること自体が失敗ではなく、描きたい境界と手順が合うかが大切です。

最初の色面を塗ったら、接していない別の場所へ移ります。例えば一枚目の花びらから隣へ進まず、一枚飛ばして塗ると、濡れた色面がつながりにくくなります。

ワクちゃんワクちゃん:全部乾かしてから描くの?
チャッピーチャッピー:硬い境界だけ待とう。柔らかく混ぜたい場所は別だよ。

つやが消えた直後を乾燥完了と思わない

表面の光沢がなくなっても紙が湿っていることがあります。経過時間だけで決めず、同じ紙の試し塗りで、隣に置いた色が流れ込まなくなる状態を確かめておきます。湿度、紙、水量で待ち時間は変わります。

境界を塗る筆には、滴るほどの水を含ませません。パレットの縁などで余分な水分を調整し、色面の内側から輪郭へ近づけます。乾いた色も強くこすると再び動くので、境界を何度もなぞらないようにします。

ワクちゃんワクちゃん:表面が光っていなければ大丈夫?
チャッピーチャッピー:紙の中は湿っていることもある。同じ紙の端で確かめよう。

混ざった部分は濡れたまま追い回さない

広がった色を取り戻そうと濡れた筆で往復すると、さらに混色したり紙が傷んだりします。まず筆を止め、乾いてから、その境界を残すか、形の一部として描き進めるかを選びます。

練習では二つの四角を隣接させ、片方は濡れたまま、もう片方は乾かしてから隣を塗ります。同じ絵の具で輪郭がどう変わるかを見ると、次の作品で待つ場所を判断しやすくなります。

ワクちゃんワクちゃん:失敗部分を何度も拭きたいな。
チャッピーチャッピー:いったん乾かして、輪郭をどう扱うか決める方が落ち着いて直せるよ。

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参考:DANIEL SMITH:水彩の基礎技法。

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