
TAB譜の数字は主に『何弦の何フレットを弾くか』を示します。数字だけの簡単なTABでは、音の長さが十分に書かれていないことがあります。リズムを知るには、併記された五線譜、符尾や連桁、休符、拍子、音源を合わせて確認します。
数字の横の空白だけで長さを決めない
一般的な六線のTABでは、上が1弦、下が6弦で、0は開放弦です。左から右へ読み、縦にそろった数字は同時に鳴らす音を示します。ただし文字だけのTABでは、数字の間隔が正確な時間の比率とは限りません。
数字に棒や旗が付いている譜面なら、それが音価を示す場合があります。五線譜が上にある場合は、同じ縦位置の音符と対応させます。まず譜面の凡例を読み、どこにリズム情報があるか見つけましょう。
一小節の拍を数えて音価を対応させる
4分の4拍子なら、一小節を四分音符四つ分として数えます。四分音符は一拍、八分音符は半拍という関係を使い、どの拍で数字の音を鳴らすか確認します。付点やタイがあれば、その分の長さも加えて読みます。
同じ高さの音を結ぶタイは、後ろの音を新しく弾かずに長さをつなぐ指定です。一方、TABで異なる数字を結ぶ線やH・Pは奏法を示すことがあります。線の形だけで決めず、音符と凡例を合わせて確認します。
指を動かす前にリズムだけ再現する
一小節だけを取り出し、声や手拍子で鳴らす位置を再現します。その後、同じリズムを一つの弦で弾き、最後にTABの運指を加えると、指の難しさとリズムの読み違いを分けられます。
音価が書かれていないTABは、公式の演奏や教材音源と照合します。音源なしに数字だけから一意に決められない場合は、推測で正解とせず、リズム付きの譜面を探します。ゆっくり再生する場合も、拍のまとまりを保って聴いてください。

