ワクちゃん雑学

刺繍枠の跡を残さないために、作業を中断するとき何をする?

刺繍枠の布と植物模様、刺繍糸、図案用紙を並べたイラスト

刺繍をしばらく中断するときは、作業用の枠から布を外し、挟んだ状態を長時間続けないようにします。跡が付いてから強いアイロンで消すより、圧力をかけたまま保管しないことが基本です。飾るための額仕立てとは分けて考えましょう。

ワクちゃんワクちゃん:今日は終わり。枠に入れたまま置いていい?
チャッピーチャッピー:長く中断するなら外しておこう。挟んだ跡が残りにくい保管を考えよう。

糸を始末し、枠のねじを緩めて外す

針を布へ長く刺したままにせず、針山やケースへ移します。作業途中の糸は絡まないように整え、どの色と位置から再開するか記録します。枠を外す前に、今の図案の向きも確認しておくと戻しやすくなります。

ねじ式の枠は緩め、布を引っ張り抜かずに外します。製品ごとに外し方が異なるため、無理にこじ開けないでください。布と刺した部分を支えながら、糸が金具へ引っ掛からないようにします。

ワクちゃんワクちゃん:針は布に刺しておけばなくさないよね。
チャッピーチャッピー:保管時は針山やケースへ移そう。再開位置は別に記録しておくと安心だよ。

強い折り目と重みを避けて保管する

外した布は刺繍部分を折らず、平らに置くか、作品に合う方法で緩く巻いて保管します。上へ重い道具を積むと、刺繍のふくらみや折り目へ圧力がかかります。図案用紙や糸とは、引っ掛からないようにまとめます。

湿気や汚れから守り、使ったしるし材の扱いにも注意します。水分や熱で消える線がある場合は、保管中に不用意に濡らしたりアイロンをかけたりしません。布の素材と図案の残し方に合う場所を選びます。

ワクちゃんワクちゃん:外した布を小さく畳んで道具の下へ入れていた。
チャッピーチャッピー:刺繍部分の強い折り目や重みを避けよう。ふくらみも守りたいね。

再開時は布目と刺繍の位置を確認する

枠へ戻すときは、布目がゆがまないように張ります。すでに刺した厚い部分を枠の縁へ無理に挟むのではなく、作業範囲と枠の大きさを見直します。前回の跡だけを目印にして強く引かないでください。

跡が残った場合は、まず素材と糸の手入れ表示を確認します。水洗いやプレスで整えられるかは材料によって違います。高温で押し潰せば必ず消えるとは考えず、端切れで確かめた方法を使いましょう。

ワクちゃんワクちゃん:枠の跡は高温アイロンで消せる?
チャッピーチャッピー:材料によるよ。布と糸の扱い方を確認してから整えよう。

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参考:DMC・刺繍枠の使用と長時間の装着について。

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