ワクちゃん雑学

ボタンホールを本番の布に縫う前に何を試す?厚みと長さの合わせ方

家庭用ミシンと糸こま、ボビン、針ケースを並べた手入れ前のイラスト

ボタンホールの試し縫いでは、長さだけでなく、ボタンが通るか、周囲が波打たないかまで確認します。本番と同じ布・芯・重なりを用意することが出発点です。薄い端切れ一枚で成功しても、厚い前立てで同じ形になるとは限りません。

ワクちゃんワクちゃん:余った薄い布で試せば十分?
チャッピーチャッピー:前立てと同じ重なりと芯にしよう。厚みが変わると布の進み方も変わるよ。

前立てと同じ厚みの試料を作る

本番で布を折り返すなら試料も折り、接着芯を使うなら同じ芯を貼ります。縫い代の段差に近い位置へ作る予定なら、その段差も再現します。布の向きやボタンホールの方向もそろえると比較しやすくなります。

使用する押さえやボタンホールレバーの操作は機種の説明書で確認します。自動で長さを決める押さえでも、厚いボタンなどでは調整が必要な場合があります。布が押さえの下で滑らかに動く余地も確かめてください。

ワクちゃんワクちゃん:自動ボタンホールなら長さは必ず合う?
チャッピーチャッピー:実際のボタンで確かめよう。厚みのあるボタンでは通り方が違うんだ。

縫った長さではなく、実際の通りを試す

まず縫い上がりを観察し、左右の密度、両端の形、糸の飛び、周囲のつれを確認します。見た目が整ってから、説明書に従って穴を開けます。リッパーを勢いよく進めて端の縫い目を切らないようにします。

実際に付けるボタンを通し、無理なく留め外しできるか、緩すぎないかを試します。ボタンの直径だけで判断せず厚みも含めて確かめます。きつい場合は穴を無理に引き伸ばさず、設定を変えた新しい試料で比べましょう。

ワクちゃんワクちゃん:穴が小さかったから強く引っ張っていい?
チャッピーチャッピー:新しい試料で長さを調整しよう。無理に広げると縫い目や布を傷めるよ。

本番の位置と向きを最後に確認する

試料が決まったら、設定値と使った押さえを記録します。前立てのどちら側に作るか、中心線、縦横の方向、端からの位置を型紙や作り方と照合します。最初の一つを縫う前に、服を着た状態の重なり方も想像してください。

連続して縫うときも、毎回の開始位置と布の平らさを確認します。途中で縫い目が崩れたら同じ失敗を並べず、試料へ戻って原因を見ます。成功した試料は、残りのボタンホールの比較用に取っておくと便利です。

ワクちゃんワクちゃん:試し縫いができたら、すぐ全部縫おうかな。
チャッピーチャッピー:本番の重なりと開始位置も確認してね。試料を残すと仕上がりを比べられるよ。

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参考:ブラザー・ボタンホールの縫い方。

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