ワクちゃん雑学

ミシンで布が進まない!送り歯・押さえ・縫い目の設定を点検する

家庭用ミシンと糸こま、ボビン、針ケースを並べた手入れ前のイラスト

ミシンの針が上下するのに布が進まないときは、送り歯、押さえ、縫い目の長さを確認します。手で強く引いて進ませると針折れにつながるため、まず停止してください。糸が絡んで止まっている場合と、送り設定が変わっている場合を分けて調べます。

ワクちゃんワクちゃん:布が進まないから後ろから引っ張る?
チャッピーチャッピー:いったん止めよう。針に無理な力をかけず、送り設定を確認したいね。

送り歯を下げた設定が残っていないか見る

刺しゅうや特殊な縫い方のため、送り歯を下げられる機種があります。そのまま通常の縫い方に戻すと布が送られません。前の作業でドロップフィードなどを切り替えていなかったか確認します。

送り歯の上げ方は機種ごとに異なり、切り替え後に指定の動作で戻る場合もあります。針板から歯が見えないことだけで故障と決めず、説明書の復帰手順を読みます。下げる機能がない機種に、無理にレバーを探す必要はありません。

ワクちゃんワクちゃん:昨日は送り歯を下げて使ったよ。
チャッピーチャッピー:通常縫いへ戻す手順を説明書で見よう。切り替え後の動作が必要な機種もあるよ。

押さえと縫い目の設定を確かめる

押さえが下がっているか、選んだ縫い模様に合う押さえかを確認します。縫い目の長さが極端に短いと、同じ所で縫っているように見える場合があります。まず普通の直線縫いで、本番とは別の端切れを使って動きを見ます。

模様によっては前後へ動いたり、直線縫いより進みが遅かったりします。速さのつまみと縫い目の長さは別の設定なので、速度だけ上げても送り量の問題は解決しません。表示の意味を説明書で確認しましょう。

ワクちゃんワクちゃん:速度を上げれば布も遠くへ進む?
チャッピーチャッピー:速さと一針の送り量は別だね。縫い目の長さも見直してみよう。

糸くずや素材の条件を切り分ける

電源を切り、取扱説明書で認められた範囲の釜や送り歯の清掃をします。ジャノメは布送り不良の確認点として、ほこり、縫い目のあらさ、送り歯の状態、押さえの組み合わせを挙げています。内部へ勝手に油を差すことは避けます。

平らな普通地では送れるのに厚い段差だけ止まるなら、段差への対応を別に調べます。素材を替えても送れない、逆方向にしか動かない、異音が続く場合は使用を中止し、症状と設定を記録して点検を依頼してください。

ワクちゃんワクちゃん:普通の布なら進んだよ。
チャッピーチャッピー:厚みや素材が関係しているかもしれないね。条件を分けると対処を選びやすいよ。

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参考:ジャノメ・布送り不良の確認点 / ジャノメ・スタートしても布が進まない場合。

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