ワクちゃん雑学

介護の見守りセンサーは何を検知する?通知内容から用途を考える

マットレス下のセンサーと受信機を添えたベッドの概念イラスト

介護の見守りセンサーは、機器によって捉えるものが違います。ベッド上の体動、床の圧力、室内の動きなどを検知し、起き上がりや離床の可能性を知らせます。通知が何を意味するかと、通知後に誰が確認するかを一緒に決めることが大切です。

ワクちゃんワクちゃん:見守りセンサーは全部カメラなの?
チャッピーチャッピー:圧力や体動を捉える方式もあるよ。何を入力にしているかを見よう。

センサーが直接捉える量を確認する

床へ置くマットなら踏まれた圧力、ベッド用の機器なら体動に伴う変化など、入力となる現象があります。カメラ方式では映像を用いるため、撮影範囲や保存方法も確認対象です。同じ『見守り』という名前でも、得られる情報は共通ではありません。

パラマウントベッドの眠りSCANは、マットレスの下で体動を捉えて状態を把握する方式です。同社が示す心拍数・呼吸数は体動から算出した推定値です。機器が捉えた信号と、そこから推定して表示する情報を区別して読みましょう。

ワクちゃんワクちゃん:離床の通知が来たら転倒したということ?
チャッピーチャッピー:同じ意味ではないよ。まず本人の様子を確認する必要があるね。

起き上がり通知と転倒の確認を区別する

起き上がりや離床の通知は、その条件に合う変化を機器が捉えたという情報です。転倒したことの確定や、転倒しないことの保証とは違います。本人の様子を直接確認する手順を省かず、通知をケアのきっかけとして使います。

設置位置、寝具、利用者の動き、周囲の振動などで検知に影響が出る場合があります。実際のベッドと生活動作で試し、検知しない場面や不要な通知が多い場面を記録します。困る通知を単に切る前に、設定と使い方を担当者へ相談してください。

ワクちゃんワクちゃん:通知が多いから全部止めてもいいかな。
チャッピーチャッピー:実際の動きと設置条件を記録して相談しよう。必要な通知まで失わないようにね。

受信後の行動と通信不良時の方法を決める

通知先の端末、担当者、応答がないときの連絡先を決めます。夜間だけ使うなら、時間設定や端末の音量、充電、通信状態も確認します。センサーが動いていても、受信側で気づけなければ支援につながりません。

本人と家族へ収集する情報と用途を説明し、必要な範囲で使います。機器の表示だけで病気の診断や緊急性を決めず、状態に応じて医療・介護職へ連絡します。通信が切れたときに通常の見回りへ切り替えるなど、人による確認方法も残しておきましょう。

ワクちゃんワクちゃん:センサーを置けば夜の担当は決めなくていい?
チャッピーチャッピー:誰が受け取り確認するかが大事だよ。通信不良時の方法も決めよう。

関連記事

参考:パラマウントベッド・体動センサーの仕組み / パラマウントベッド・表示する推定値と通知 / パラマウントベッド・設置条件と通知の確認。

-ワクちゃん雑学