
一日葬は、一般に通夜を行わず、葬儀・告別式を一日で行う形です。亡くなってからの搬送や安置、火葬の予約、式後の予定まで一日で終わるという意味ではありません。当日の時刻を決める前に、前後の準備を確認します。
当日までに安置場所と日程を整える
葬儀社へ相談し、安置場所、面会の可否、火葬場と式場の空き状況を確認します。火葬の予約時間と移動距離から式の開始時刻が決まることもあるため、家族だけで時刻を先に確定しないようにします。
宗教者に依頼する場合や菩提寺がある場合は、一日葬の希望を事前に相談します。親族への連絡では、通夜は行わないこと、面会できる日時、式の集合場所を分けて案内すると、前夜に訪れる人との行き違いを防げます。
式から火葬までの移動を含めて組む
当日は集合、葬儀・告別式、お別れ、出棺、火葬、収骨という流れが一例です。ただし地域や宗教、施設の都合で順番や内容は異なります。依頼先の進行表で時刻と担当を確認してください。
式場と火葬場が別なら、誰がどの車で移動するか、付き添う人数、待機場所も決めます。儀式の所要時間だけで帰りの交通を予約すると、移動や収骨までの待ち時間が足りなくなるため、全体の終了見込みを聞いておきましょう。
式後の食事と遺骨の行き先を決める
会食を行うか、誰が参加するか、遺骨をどこへ持ち帰るかを事前に相談します。法要や納骨を同日に行う予定がある場合は、寺院・墓地等と時間や手続きを確認し、一日葬のプランに自動的に含まれるとは考えないでください。
通夜がなくても、準備や安置の期間は残ります。式の一日と、その前後に家族が担うことを別の欄に書いた予定表にすると、連絡や持ち物を整理できます。参列できない人からのお別れの希望も、可能な範囲を葬儀社と調整しましょう。

